野薔薇の秘密3

小夜の両足から力が抜けるのを敏感に感じ取って、ハジは尚も小夜の膝を広げた。

これ以上ない程に広げられ、耐え切れず後ろ手を突いてしなやかに背を逸らす小夜の突き出された股間に、ハジは丁寧に舌を這わせていた。
舐めるだけではない。時に男の唇は小夜の花弁を優しく食むと…まるで唇に施す口付けの様に吸い上げた。
尖らせた舌先が、差し込まれる。
温かくて湿った吐息を敏感な部分に直接感じる。
「…ぃや…。駄目…そんなに…舐めちゃ…」
信じられない。
指で触れられる事は流石に仕方がないのだとしても…、まさか唇で…こんな場所を…?
誰しもが本当にこんな事をするというのだろうか?
これまでの小夜の常識では考えられなかった。
しかし何の躊躇いも見せず、……躊躇うどころかハジは、まるで今以上に小夜をせがむ様に執拗に舌を這わせ続けている。
ハジの舌は熱くて柔らかだった。
恥かしいのに…ざらついたそれが指よりもずっと繊細なタッチで小夜の秘部に触れると、それだけではない何かが、小夜の中に込み上げてくる。
それが耐え切れない。
「ああんっ…。んぅ…んん…」
堪えても堪え切れない悲鳴が喉の奥から零れて、小夜は何とか片手で上体を支えるときつく指を噛んだ。
熱い舌先が蠢く度に、嫌でも温泉の湯とは明らかに異質な水音が立つ。
ぴちゃぴちゃと響くそれは、なんて淫靡に聞こえる事だろう…。
自分の体が濡れている…温泉の湯に濡れているせいではない…ハジを受け入れる為に、自分の体は自ら潤っているのだ…。ハジの与える、蕩ける様な快感に応えて…。
小夜はきつく瞼を閉じた。
瞼の裏が熱い。
あの晩もそうだった、ハジの与える快感に小夜の体は戸惑う小夜の意思とは別の次元でそれを望んでいた。
ハジと一つになる。
あの晩の感覚が生々しく蘇り、小夜を翻弄する。
あの時だって小夜は、どれほど恥ずかしかった事か…。
指で触れられるだけでも、おかしくなりそうだったのに…。
小夜は霞んでしまいそうな意識を必死でつなぎ止めていた。
「ハ…ジ…」
本当は巡り合える筈もない遠い世界の人。
ハジにはこれ以上ない程親切に…大切にして貰った。
一目惚れなんて少女漫画の世界の中だけの事だと思っていたのに…多分小夜にとって…初めて出会った時からハジだけは特別だった。
そして今、こうしてハジに愛されて…彼と一つになる…?
一つになりたい…そう思う…けれど…。
こんな場所で、こんな姿で、ハジにそんな場所を晒している事が耐えられない。
 
もしここがハジの寝室のベッドの上だったなら…少しはこの羞恥が紛れたかも知れないのに。
 
そう思わずにはいられないけれど、湧き上がる羞恥に反して…いつしか小夜の体はその刺激を物足りなく感じ始めている。
体の奥深いところから押し寄せる波は小夜を心地良く高めてはゆくものの、どこかもどかしく…彼女をその頂に押し上げる事はなかった。
小夜は無意識に体を揺らしていた。
あの晩ハジの腕の中で感じた…全身がバラバラになりそうな強い快感を、体が求めている。
上りつめたい…けれどそれには何かが足りなくて、気がおかしくなりそうだった。
「や…やん、…ハジ…ハジ…」
何かが足りない。
いやいや…と濡れた髪を散らして首を振る。
その想いに応える様に、ハジが顔を上げた。
「…そろそろ、……宜しいですか?」
そう言って…未通であるその秘所を慣らそうとしているのか…優しく舌先で触れていたその場所に、ハジは慎重に指を触れ、確かに潤っている事を確かめると長い指をゆっくりと差し込んだ。
長い指が小夜の内側のめん膜を撫でている。体の奥深いところをゆっくりと撫でながら、舌先は尚も小さな花芯を探っている。
「あっ…や…っ!!…やん………っ。だ、駄…目…」
何とか片腕で上体を支え、サヤが指を伸ばす。
濡れた黒髪にやっと触れると、ハジは埋もれた指はそのままにふと顔を上げた。
「も、…駄目…私…」
小夜もまた逸らした視線をハジに向けた。
自らの股間に顔を埋めた男の、いつもよりやや上気した面。
小夜の一言に、ハジは最後とばかりに優しい力で小夜の内部をかき交ぜると、そっと長い指を抜いた。
「あんっ…」
そんな刺激にさえくぐもった嬌声が漏れる程、小夜の体は敏感になっている。
「小夜…」
ハジは湿った声で小夜の名前を呼び、自然な仕種で小夜の愛液に濡れた自らの指をそっと唇に含んだ。
それは無意識の行動だったのかも知れないが、そんな男の生々しい仕種に小夜の胸はどきんと高鳴る。
ふいにハジが体を引き、湯から立ち上がった。
濡れて滴を滴らせ…白くしなやかな筋肉に覆われた男の全身が、小夜の眼前に晒される。
体の中心にいきり立つその大きなものは、先程よりも明らかに熱く勢いを増していた。
小夜は声を上げる事こそなかったが、どこを見ていいのか解からないまま今まで以上に顔を赤く染めて…俯く様にして視線を逸らした。
暗い夜空を仰ぐようにそそり立つそれの存在に、前を見る事が出来ない。
「小夜…」
優しい声で名前を呼ばれた。
名前を呼ばれ、漸く少しだけ顔を上げる。
「……ハジ?」
ハジはゆっくりと湯船を上がった。
「貴女が欲しい…」
小夜の答えも待たず…そうしてハジは小夜に手を差し出すと…
「流石に…ここでは…」
貴女に無理をさせてしまいそうですから…と、小夜を導いた。
「………む…りって…?」
意味が解からなかった。きょとんとハジを見詰め返すそんな彼女の反応に、ハジは微笑んで心細く立ち尽くす小夜をふわりと大判のバスタオルで包み込んだ。
「ハジ…」
「おいで…」
ハジは小夜の手を引くと、一段高く設えられたデッキに小夜を導いた。
籐で編まれた大きなリクライニングチェアの前で、『寒くはありませんか?』と、もう一度問う。
本当にどうかしてしまったかのように、寒さは感じなかった。
むしろ湯に上せた体は熱い位で…小夜は小さく首を振って答えた。
ハジはそっと瞳を細め、余分に持ち込んでいたタオルを手に取った。
手早く椅子の背を一番低く倒すと、その上にタオルを敷き詰める。
「…ベッドでなくて…申し訳ありません…」
そっと握り締めた小夜の手の甲にそっと唇を押し当てると、微かに震える小夜の頬にもキスを施した。
「え…と。…あの…ハジ?」
じっと見つめ合う。
「何でしたら……小夜が私の上に乗ってみますか?」
『乗る』という言葉の意味が小夜の脳裏であられもない像を結ぶと、小夜は目を丸くしてぶるぶると首を振る。そんな事出来る筈もない。
目を白黒させて固まっている小夜の姿に…ハジは最初から無理な事は解かっていますよ…とばかりに笑みを零して…その細い腕を引いた。
すとん…と、小夜がリクライニングチェアの端に腰を下ろすと、ハジはゆっくりと小夜の体を抱き締め、そうして優しい口付けの雨を降らせると、驚かさないようにそっとその体を背後に押し倒していった。
ぐるりと世界が回る
どくんどくん…と心臓が煽る。
しかし、タオルに包まれすっぽりと抱き締められた事で、こんな状況にもかかわらず…いやむしろ先程の体勢よりは余程…小夜は不思議な安心を感じていた。
体が火照るのは、ずっと温泉に浸かっていたせいなのか…それとも、ハジにこうして抱き締められているせいなのか…。
「あぁ…。…ハジ…」
溜息が零れる。
 
本当に?
本当に…もう一度、抱いてくれるの?
…私、ちゃんと出来る?
 
小夜の心配をよそに…視界に広がる暗い夜空がハジの体によって遮られ…ぐぃと覗き込まれた。
男の洗い髪が滴を垂らして、小夜に落ちかかる。
「小夜…」
優しい声で名前を呼ばれた。
そうして覗き込まれ、僅かに体重がかかるとやはり息苦しさは隠せない。
けれど…。
「小夜…」
それに気付いてか、ハジはほんの少し体を浮かし宥める様に繰り返し名前を呼んだ。
そうして小夜の唇を優しく奪うと、ついでゆっくりと口付けは細い頤に移動し、滑らかな首筋を這ってゆく。
浮き出た鎖骨を辿り擽る様に甘く肌を噛んで、ほんのりと色付いた少女の肌を味わってゆく。
「…っあん!」
やがて辿り着いた唇が、躊躇う事無く赤く屹立した小さな乳首を含んだのだ。
小夜の体を甘い痺れが走り抜ける。
堪らずに大きく跳ねる体を捉えられる様にきつく抱き締められる。
ハジは腕の中に抱き締めた少女にもう一度だけ、案じるようにじっと青い瞳で小夜を見詰めた。
「……………」
小夜が何も答えられずにいると…その沈黙を了解と受け取ってか、ハジがゆっくりと小夜の足を持ち上げた。
身動きの取れない狭いリクライニングチェアの上で、それは酷く不安定な姿勢だった。
ハジは小夜を庇う様に柔らかなタオルで小夜をくるみ、大きく広げ持ち上げた両足の間に体を入れ込むと熱く濡れたそこに、固く滾る自身をそっとあてがった。
「小夜…」
耳元で…まるで吐息の様な声で名前を囁かれると、甘い衝撃ぞくぞくと背筋を駆け抜けてゆく…。
「ハジ…ハジ…」
小夜は次に訪れる筈の痛みを予感して…ぎゅっとその広い背中にしがみついた。
応える様に、ハジがゆっくりと腰を進める。
「…っ!」
指とは比べようもない存在感を伴って、その先端が小夜の中に侵入してくる。
押し開かれる。
その瞬間の衝撃に耐え、小夜はハジの背中にきつく爪を立てた。
「あ…ごめっ…なさ…」
ハジの掌が、宥める様に小夜の額の髪を撫で上げた。間近に覗き込む青い瞳が『謝らないで…』と語っている。
「小夜…」
唇を奪われる。吐息も切ない嬌声も、全てをハジの唇が奪ってゆく。
ゆっくりと…しかし休む事無くハジは腰を進めた。
太いものが押し入って来る…その力強さに頬弄されながら、小夜は懸命にハジの背に縋りついた。
皮膚を裂かれる様な痛みを想像していたけれど、充分な潤いの助けを借りて…本来そうした役目を負うその柔らかな襞は意外にも柔軟にハジを飲み込んでいく。
ぬるりとした感触に…痛みより…痺れる様な感覚と息苦しさが勝る。
自身の中程までを小夜の中に収め、ハジが顔を上げて小夜を覗き込んだ。
「…今度はもう、途中でやめる事など…出来そうにありません…。…小夜」
キスの合間に、ハジが訴える。
男の弾む息を、間近に感じる。
 
こんな風に余裕のない彼を今までに見た事があっただろうか…?
 
…止め…ないで…。良いから…
 
込み上げてくる愛しさに、小夜がそう告げようとした唇は再び強引なキスに塞がれていた。
男の熱を受け止める事、その全てを全身に感じる事。
 
「んぅ…。ん…あ…」
 
…ハジ、大好き…
 
ふと、意識が飛びそうになる。
けれど懸命に、小夜はハジの背にしがみ付いた。またハジの背中に爪を立てている…けれど今の小夜にはそうする事しか出来ず…何とか意識を繋ぎとめる。
今度こそ、最後までちゃんとハジを受け止めたい。
…小夜はきつく唇を噛んだ。
やがて、濡れていた肌がぴったりと一つに重なり合う。
長い腕が、強くタオルごと小夜の体を抱き締めた。
呼吸が苦しくなる程強く抱き締められて、小夜ははっとする。

熱の籠った吐息を吐いてハジがそっと小夜を見詰めている。
その距離の近い事…。
朦朧とする視界の向こうで、青い瞳が心配そうに揺れている。
「…だいじょ…ぶ…。……ハジ」
驚くほど声が掠れていた。
「…小夜。…小夜、…解かりますか?」
「………わ、……私…」
「…痛みますか?」
全身に感じるそれは痛みとは少し違っている。
小夜は微かに首を横に振った。
「……全部、入ったのが…解かりますか?」
「………あ、んぅ、………ハジ…」
「…小夜」
ハジの声は、まるで吐息の様だ。
耳元を擽る様に、小夜の首筋に唇を寄せて…ハジが囁いた。
「…愛しています…小夜…。……っ動いても…?」
今更、そんな事を確認するハジが可笑しくて、小夜は苦しい表情の下でほんの少しだけ口角を上げて頷いた。
「……ぅん」
と、同時に…ハジがゆっくりと腰を蠢かす。
ぞくりと小夜の中で何かがざわめく。
「あぁ…あっ…あん。あ…ハジ…」
根元まで深く小夜を貫いたそれが、ゆっくりと引き抜かれる。
小夜の事を慮ってか、出来る限りゆったりとハジは小夜を揺らした。二人の体が解かれる寸前でハジは再びゆっくりと小夜の最奥を求める。
「……小夜」
名前を呼ばれ、いつの間にかきつく瞑っていた瞼を開けると…熱に潤んだような青い瞳が心配げに小夜を覗き込んでいる。それ以上言葉はなかったけれど、その表情が『大丈夫ですか?』と小夜に問うていた。
応える様に、小夜は懸命に頷いた。
小夜の両脇に突いていた片腕を上げると、長い指先が労わる様に小夜の濡れた前髪を撫でてくれる。
ついで唇が額に触れて、慈しむ様に小夜の目元を辿り…やがて愛らしい唇に辿り着く。
啄ばむ様なそれが、次第に深くなる。
ゆっくりと揺さぶられる度に、小夜は全身の熱が上がっていく様な錯覚を覚えた。
髪を撫でた指先が小夜の体の線をなぞっている。脇腹を擽られると、堪らずに体が跳ねてしまう。
ハジの掌はふいに小夜のウェストを離れ、そっと宥める様に胸の膨らみを包み込んだ。
しかし敏感な先端を指先で摘ままれると、尚更じっとしていられない様なもどかしさが全身を走り抜け、そのお陰なのか…下肢の痺れが僅かに遠のいていた。
小夜の状態を察してか…ハジが少しだけその律動のスピードを速めた。
時折リズムを崩す様にして、小夜を煽る。
胸元に戯れていた指先が離れ、ハジが上体を起こすと…男の背中にしがみついていた両腕が否応なく解け、小夜は縋るものを求める様に指を伸ばした。肩にまでしか届かなかったけれど懸命に指を掛ける。
ハジの腕が小夜の両方の太股を抱え上げた。揃えて胸に着く程持ち上げられると、剥き出しになったその接合はきつさを増して、けれど不思議と最初の様な痺れは薄らいでいた。
「…っあん!!」
体の奥の方、ハジが突き上げるその部分に一瞬甘い衝撃が走った。
「っ…ぃや…ぁあん!!あっ…ああ…ん」
鼻にかかる声が、自分のものとは思えない程甘味を帯びていた。自分の唇から、こんな声が零れる事を、小夜は今の今まで知らなくて…耳を塞ぎたい様な恥かしさが込み上げる。
小夜の中を深く穿っていたそれが引かれ、再び小夜の奥深いところを突き上げる衝撃。
ハジは腰を揺すりながら、抱えた小夜の足を離した。
再びのしかかる様にして、小夜を抱き締める。
男の唇が、小夜の耳元を探っていた…湿った吐息が耳を擽り、ハジが囁いた。
「小夜…小夜…」
彼自身も切羽詰まった様な、余裕のない声音だった。
「ハジ…ハジ…ハジ…」
繋がった下半身がまるで麻痺している様な気がした。
体の奥の方で生まれた熱は強弱の波を打って、小夜を襲い続けている。
苦しい。
苦しいけれど、それだけではなくて……。
「ああっ!!…あ…んっ!!」
時折ぞくりとしたものが大きく小夜の背筋を駆け抜けた。
ハジは相変わらず小夜の耳元に顔を埋めている。
「や…ぁ。…やん。あっ…!!」
小夜が堪え切れず体を震わせるのに合わせ…ハジもまた、『あぁ…』と深い溜息を吐く。
ビクン…と小夜の背が撓ると、ハジが囁いた。
「…気持ちいい…のですか?」
 
…気持ち…良い?
…………これが……?
 
そう問われて、小夜は漸く自分を襲う波の正体に気付いた。
もどかしくやり切れない…その説明のつかない感覚。
痛みとも、痺れともつかず、辛くないと言えば嘘になるけれど…それはギリギリのところで別の何かにすり替わってゆく。単に触れられている時とは違う…体のもっと深いところから湧き上がってくるもどかしい想い。
「…ハ…ジッ…!!」
小夜は再びきつくその背中にしがみついた。
「小夜…小夜っ…!」
律動に合わせ、ハジが小夜の名前を呼ぶ。
男の声が少しずつ熱を帯びて余裕を無くしてゆく様を、小夜は感じていた。
そして自分もまた、ハジの与える快感に意識が遠のいてしまいそうだ。
徐々にその激しさが増してゆく。
大きく揺さぶられながら、小夜は必死に男の背中に縋りついた。
「…っ!!小夜…私は…もうっ…」
 
…何?
………もう、……何?
 
「あ…あんっ…あ…んぅ!!」
朦朧とする意識の元で、小夜は意味のある言葉を紡ぐ事が出来なかった。
半開きの唇をハジが覆う。
余裕のない荒々しい口付けに、飲み込まれてしまう。
 
一際深く、ハジが小夜を貫いた瞬間…ハジの体が大きく震え…まるで糸が切れる様な儚さで高まった緊張が解ける。小夜を潰してしまわない様に気を遣いながらも、ハジの体がゆっくりと小夜の上に崩れ落ちる。
「……ハ…ジ…」
小夜は掠れた声で、漸く男の名前を呼んだ。
抱き締めた広い背中…その汗ばんだ滑らかな感触を確かめる様に…、愛しいハジの全てを労わる様に…。
小夜は荒い呼吸を何とか整えながら、その湿った黒髪を丁寧に指で梳いてハジを胸に抱き締めた。
 
………ハジ…大好き…


                       ≪続≫

20091204

随分長い間、ハジ生殺しのままでしたが…(う〜〜〜ん、七月の狼から?)漸く満たされたみたいで………いやはや何とも恥かしいな…(笑)今回(え?前回も?)延々とやってるだけですみません!的な裏野薔薇3。
こんなんで楽しんで頂けるのかはかなり怪しいのですが、もう4とのバランスを考えたら、ここで切るしかあるまい…ってな感じです。本当はまだもう少し書いてから更新するつもりだったけれど、
…そうすると多分4がメッチャ短くなってしまう。

ハジはハジで、これまでずっと小夜たんが大事で手が出せずにいた訳で…
小夜たんは小夜たんであの晩以来、何の進展もない事にこっそり悩んでいて…。

そんな二人が、いざって時にどんな(?)なんだろう…。
ハジも下手に我慢強かったのが災いして結果的に小夜たんの初めては露天風呂という事になってしまいました。しかもかなり無理をさせていると思う…。
それに露天風呂でこんだけ声出してたら、絶対外まで聞こえているんじゃないかな…と思いながら書きました。
小夜たんは恥かしがってばっかりだし…。
しかも、どうしても、湯船の中で入れる(爆)事にはハジが絶対首を縦に振らないので(だって雑菌とか入るといけないし…)でもだからと言って初めての小夜たんに上に乗って貰うのも難しい。
(…いずれは乗って貰いたいわ…)
そんな事で、すごく悩みました…。

…こんだけ色々裏的なものを書いておいて信じて貰えないかもしれませんが…本当に裏シーンを書くのは苦手なのです。書きたい気持ちはあるのにね〜。それで書いて失敗するパターン(苦)
今はもう当分、裏は書かなくて良い気分(いつ覆されるかは怪しいけど…)です。
第一、仔うさぎの二人(完全に出来上がっている)のエロって楽しいかな?
やってらんないバカップルでしょうね…。

それからええと〜。
ええと、このお話はもう一回続く予定です。
ではまた4でお会い出来たら嬉しいです!
ここまで読んで下さいまして、どうもありがとうございました!!