七月の狼 3 〜君は可愛い僕の仔うさぎ番外編〜


どれほどの時間、そうしていたのか…。
 
ハジの腕の中で与えられる甘い刺激に、小夜の意識は次第に霞んでいた。
長い指が優しく小夜を煽る。それは湖面を撫でる漣の様なそれは時折大きな刺激となって小夜を苛んだけれど、初めての事に小夜には何がどうなっているのか解からない。
自分の体の事なのに、何一つ小夜の自由にはならなかった。
ただ体が溶けてしまいそうに熱くて、霞む意識とは裏腹に体の感覚はどんどん鋭さを増してゆくような不思議に支配される。
ハジの指がその部分を撫でる度に、為す術もなく小夜の体は大きく撓った。
優しく触れられているだけだというに…ハジの指は小夜の体の中心にうずうずともどかしい感覚を植え付けてゆく。それは今までに一度として、小夜には経験のないものだった。
小夜の中で次第に何かがこみ上げてくる。
「…や…やぁ…。だ…め……んっ待……って…」
唇からこぼれる無意識の言葉は、甘い拒絶ばかりで…。
堪え様もなく、がくがくと体が震えた。
何とかして欲しくて、かっちりと固い肩に縋って耐えるけれど、ハジは一向に小夜を抱く腕の力を緩めなかった。
小夜の内部から込み上げてくる、何か正体の知れない熱いもの。
このまま流されてしまってよいものなのか…我慢しなければならないものなのか…、それが心地よいのか、苦しいのか…、それすらも…もう小夜には判別出来なかった。
やがて体の中心で大きく膨れ上がったそれが、容赦なく小夜を襲う。
ハジの腕の中で、小夜はとうとう堪え切れずにその波にのまれていた。
大きな波に浚われる様に一際大きく体が揺れた。
「…っ!!……っや…ぁ…んぅ…っ!!」
自分のものとは思えない悲鳴にも似た掠れた嬌声。
その強請るような甘さに目眩がしそうだ。
がくん…と糸が切れた様に体から力が抜け、高まっていた緊張が解ける。
ハジの背中を抱いていた腕が、力なくシーツに投げ出されると、それまで小夜を苛み続けた何かが岸壁に砕ける波頭の泡の様に、体の末端まで広がってゆく。
解放感、脱力感、初めての絶頂。
昇りつめたその瞬間の何かが解放される心地良さに全身の力が一瞬で奪われていた。
瞼を閉じれば、すぐにでも眠りに落ちてしまいそうな心地良い疲労が小夜の全身を支配する。
ぐったりと体を投げ出した小夜の耳元で、ハジが心配げに囁いた。
「……小夜…大丈夫ですか?」
いつにもまして、ハジの囁きは労わりに満ちて甘い…。
「…ぁ………ハ…ジ、………こんなの…私…」

……知らない。

「…すみません、小夜。…初めてなのに……」

優しく前髪を整えてくれるハジの指に、小夜は甘える様に指先を重ねた。
どう答えて良いのか解からない。
小夜はただ潤んだ瞳で、ハジを見詰めた。
 
今のが…?
……でも…
 
初めての小夜にも、これで終わりではない事は解かる。
 
ハジは…?
 
とても直接声に出して尋ねる事は出来なかった。
一旦退いたハジの指が、再びその部分を撫でていた。
しかし、しっとりと濡れそぼった体毛を無理にかき分けるような真似はしない。
ただ労わる様に優しく触れているだけだ。
噛み締めたせいか、昼間よりずっと赤く見える小夜の唇にハジはそっと唇を重ねる。
「…小夜」
直接息を吹き込まれる様にして、小さく名前を呼ばれる。
「…もう、今夜は…このまま眠りましょうか?」
 
…い、入れないの?
 
そんな思いが小夜の脳裏に過った。
愛し合うという事は…。
一つになるという事は、そういう意味ではないのだろうか…。
小夜の疑問が聞こえてもいないだろうに、ハジは情けない表情で笑った。
「…疲れてさせてしまったのではありませんか?………貴女がこうして腕の中に居てくれるだけで…私は…。」
優しい微笑みに、流されそうになる。
そんな風に自分を抱き締めてくれる男の存在が愛しくてたまらない。
自分の身を全て曝け出して捧げても足りないくらいに…。
「…ハジ。……ハジ…大好き…だから……」
 
…いいよ?
 
思うより先に、その言葉は唇から零れ落ちていた。
微かな声が、寝室の空気を震わせる。
「……小夜」
「…ハジ」
抱擁がぎゅっときつくなる。
「貴女を…壊してしまいそうで…。小夜…」
 
快感に酷く敏感で免疫のない、華奢で…しなやかな小夜の肢体。
今まで誰にも許した事のない柔肌。
 
ハジが愛おしげに小夜の前髪を指で整える。
気遣いながら…、けれど本当は欲しくてたまらないのだと…その青い瞳が揺れている…そう感じるのは小夜の独りよがりだろうか…。
「……ハジ」
名前を呼んで唇を求め合う。
ハジがそっと体をずらして小夜の太股に手をかけた。
キスが離れ、ハジが小夜の体を組み敷いたまま体を起こす。
戸惑うような仕種で、ハジは小夜の足を持ち上げた。
両足を抱え上げられる…そんな不安定な姿勢で引き寄せられる。
「あ…ハジ…」
思わず唇から零れた不安げな呼びかけに、ハジは律義に応え額に唇を落とした。
次の瞬間、ぬるりとした固いものが小夜の柔肌に押し当てられる。
「あっ…あぁ…」
ハジが荒い息を一つ吐いた。
「…小夜」
囁く声音の熱さに、再び小夜の背筋にぞくりと甘い衝撃が走った。
初めて見せる男の表情をして、ハジが真っ直ぐに小夜を見詰めていた。
「…小夜。……愛しています」
 
初めて出会ったあの瞬間から…
自分にとって貴女は他の誰とも違う存在でした…
 
どこか遠くでそんな声が聞こえた。
 
次の瞬間、体が軋むような鈍い衝撃が小夜を襲った。
それは漠然とした想像とは全く違っていた。
裂かれる痛みというより…襞を無理に押し広げられる痺れと苦しい圧迫感につい唇から悲鳴が零れる。
「…あっ…。い…痛っ…!」
「小夜…」
息を飲み、ハジが侵入しようとする腰の動きを押しとどめた。
「……すみません」
「…違…っ…。……ごめ…なさ……」
「貴女が…謝らないで…小夜…」
ハジの声もまた苦しげだった。
いくら充分に潤っているとはいえ、指ですらあれ程に狭く感じたその場所を押し開くのだ。
「小夜…小夜…」
耳元で、ハジが熱に浮かされたように繰り返し小夜の名前を囁いた。
…その思いに応えたい。
けれど小夜には体の自由は利かずただ為されるがまま、ゆっくりと侵入しようとする男の動きに翻弄される。
小夜の潤いに助けられ…僅かに滑る様に、ぐっと腰を押しつけられる。
少しだけその結合が深くなる。
声にならない声で、小夜はハジを呼んだ。
 
…ハジ
 
………ハジ
 
この痛みと息苦しさこそが彼に愛されている証なのだと、小夜は息をつめた。
 
ハジが好き…。
大好き…。
 
生まれて初めて…本当の意味で異性を意識した…小夜が初めて愛した人。
そして多分…最後の人。
 
その腕の中で…こうして抱き締められて、漸く小夜は自分の強い愛情を思い知る事が出来る。
 
けれど…。
ハジが尚も結合を深くしようとした次の瞬間、小夜の記憶はぷつりとそこで途切れていた。
 
 
□□□
 
 
あの時…自分がどれほど、余裕を失っていたのか…。
小夜は今になって思い知るのだった。
 
 
 
気付くと、小夜はハジの腕の中で眠っていた。
ハジの白い裸の胸にしがみ付く様にして…。
あれほど熱く汗ばんでいた肌は既に乾いていて…。
何がどうなったのか…状況が解からなくて、小夜は咄嗟に体を起こそうとしていた。
気だるい…。
その気だるさが何故のものであるのかは考えるまでもなかった。
触れ合う素肌の感触に、かぁっと頭に血が上り体温が急上昇する。
胸の奥がきゅぅっと締め付けられるような、甘い息苦しさ。
恥ずかしくて、一瞬でも早くこの状態を何とかしたくて…小さく男の胸に腕を突くと、ハジがうっすらと目を開けた。
ずっと、起きていたのだろうか…。
そう思わずにはいられないタイミングだった。
尚も体を起こそうとすると、ハジの腕がそれを引きとめる。
腕の中に引き戻されて、否応なく小夜はゆっくりと体の緊張を解いた。逞しい胸にぺたりと頬を添わせると、長く息を吐く。そうしていると、もうずいぶん以前から、自分はこの胸の感触を知っているのだと実感した。
薄いシャツの生地一枚を通して、これまでに何度も抱き寄せられた。
今や…その腕の中は小夜にとって一番安心できる場所。
「…ハジ…」
「…まだ、起きるには早い時間でしょう?」
確かにまだカーテンの隙間から朝の気配は感じられなかった。
「……私…?」
「…体は…辛くありませんか?」
「…大丈夫…だけど…」
大丈夫…という小夜の答えに、ハジは心底ほっとしたように、瞳を細めた。
小夜の記憶は混濁していて、どの様にして今自分がこうして男の腕の中で眠っていたのかが思い出せないのだ。


あのまま、自分は最後まで…?
それとも…。


「……私…?」

しかし、ハジは僅かに上がる語尾をあえて捉える事はなく、続けた。
「…覚えていませんか?」
そう尋ねられても、小夜はただ申し訳なく頷くしかない。
「…………ぅん」
半ばその答えを予想していたかのように、ハジは優しく苦笑して…労わる指先で何度も小夜の前髪を掬い、抱き寄せる腕の力を一層強くすると逃れられない様に小夜を拘束した。
「…こんなに心が満たされる事は…初めてです。こうして…小夜が私の腕の中に居てくれるだけで…」
今までに見た事もない蕩けそうな表情を覗かせて、ハジがそう告白する。
とてもその先の事は尋ねられないまま、小夜もまた自分の心が温かで幸せな何かに満たされてゆく事を感じていた。触れ合った部分から互いの熱が行き来して、しっとりと一つに溶け合っていた。
「…ハジ…。私も…」
幸せで…。
こうしてハジの腕の中でまどろんでいると、本当は全て夢で…自分はあの悪夢の様な火事の現場に今でも一人で立ち尽くしているのではないかと、疑いたくなる程…怖いくらいに幸せで…。
小夜はそっと指を伸ばすと、自分の頬をぎゅっと抓った。
そんな様子を、ハジが不思議そうな表情で覗きこんでくる。
「……どうしました?」
「…だって、…こんなの…。夢みたいで…」
今の正直な気持ちを率直に言葉にすると、抱き寄せる腕の力はますます強くなって…。
「…そんなに可愛い事を言わないで下さい」
言葉と共に…甘いキスが降ってきた。
 
 
 
 
けれど…。
…と今になって小夜は思う。
 
記憶はないけれど、多分自分は最後まできちんと出来なかったのだ。
もし自分に豊富な男性経験があれば、その最中に意識を失う様な事にはならなかっただろうし、果たしてその行為が全うされたのかどうかも解かるのかも知れなかったけれど…。


勿論それをハジに直接確かめる事は出来なくて、…けれどこれは勘の様なもので…。
 
あの時は本当に余裕がなくて、何が何だか解からなくて…。
 
あの晩以来、ハジは以前にもまして小夜に優しいけれど…。
それは確かにキスだってするけれど…。
 
ハジはそれ以上小夜に触れようとはしない…。
時間が経つにつれて…、もしかしてきちんと出来なかったから…本当はハジに嫌われてしまったのではないだろうか…という心配が小夜の中で首をもたげていた。
 
まさか、言葉にしてそんな事を聞く事も出来ず…。
例えば、もう一度したい…なんて…言える筈もなく…。
 
…今度は大丈夫だから…なんて…問題外だ…
 
小夜は、ハジを目の前にしてそんな事を告げる自分を想像して、思わず真っ赤に頬が染まるのを感じていた。
 
 
 
 
「……恋の悩みですか?お嬢さん…」
突然の問いかけに不意を突かれて、小夜はビクンと震えて我に返った。
溢れる様な緑、柔らかな音楽、香ばしいコーヒー豆の香り。
はたと気がついて周りを見回せば、そこはアルバイト先である喫茶店だった。
「あ…あの、すみません!…私…」
アルバイト中であるにもかかわらず、小夜はいつしか自分が一人の世界に入り込んでしまっていた事に気付いたのだった。
小夜は、手にしたデカンタをしっかりと握り直した。
そこは一番奥の一人掛けの席で厨房に最も近く、小夜はついその横でデカンタを握りしめたまま物思いに耽ってしまったのだ。
見ればまだオーダーも取っていない。
こんな小さな店で、お客が入ってきても気付かないままぼぅっとするなんて、とんでもないアルバイトだ。
「いえいえ……。構いませんよ…。いつだって恋に悩むのは年頃の女性の特権なのですから…。いえ…女性はいくつになっても…ですが…。貴女の様に可愛らしいお嬢さんなら尚の事…」
小夜の目の前で、男が微笑んだ。
「…い、いえ。恋の悩みなんて…」
そう否定しながらもしどろもどろな態度に、男は確信を得た様に肩を揺らした。
「随分と素直な性格なのですね…。すみませんが…、テーブルを拭くものを頂けますか?」
「…あっ!…ご、ごめんなさい!!」
見ればテーブルの上は大量の水が零れ、男のスーツの袖口も塗れて染みになっている。
小夜は慌てて奥に引っ込むと、多めのクロスを手に男の前へ戻った。
「…申し訳ありません。…あのこれ…私が?」
「はあ。すぐ声をかけようと思ったのですが、貴女の百面相があまりにも愛らしいのでつい…」
どうやら小夜は、デカンタを手にしたままうっかりと水差しの口を傾けていたらしい。
「…あの、本当にごめんなさい。私…、あの…クリーニング代とか…」
慌ててテーブルの上をクロスで拭き取り、尚も自分のポケットからハンカチを取り出すと、小夜は男の足元に跪く様に身を屈めてその袖口を拭いた。
「…止めて下さい。……それにクリーニング代なんて結構ですよ。放っておけば乾きます…。それよりも…」
男は楽しげに前髪をかき上げた。
「…話しかける切っ掛けを貰って…僕は感謝したい位なのですから…。前にもこの店に入った事がありまして…その時から貴女の事は可愛いな…と思っていたのですよ」
その時になって小夜は漸くその男の髪が太陽を透かしたような美しい金色である事に気付いた。
それこそ、小夜の恋人であるハジとは全く対照的な明るい髪の色。
そして、まるでお伽噺の王子様の様に綺麗な顔立ち。
彼がもしお伽噺の王子様だというのなら、差し詰めハジは漆黒の夜の王だ。
「………………はぁ」
そんな想像をして…小夜がどこか気のない返事を返すと、男は尚更楽しそうだ。
「…貴女の様な女性は初めてです…。自分が口説かれている事にも・・・気付かないのでしょう?」
 
……く…口説く…?
 
耳から入ったその言葉の意味がゆっくりと小夜に伝わる。
「……え、ええ?…口説く…?」
「そうですよ…」
男はテーブルの隅に立てられたメニューを開くと視線を落とし、小夜にホットコーヒーを注文した。
そうしてゆっくりと顔を上げて微笑んだ。
それはどこかグラビアの中から抜け出してきた様な美しい微笑み。
「…私、困ります。仕事中ですし、それに…」
自分には恋人がいるのだと暗に示す様に、小夜は左手の薬指に大切に嵌められたリングを右の指先で撫でた。
いつしか、それはもう小夜にとってはおまじないの様な仕種だ。
「恋人がいたって構いませんよ。なんなら二人同時に付き合ってみたら、僕の良さがすぐに解かりますし…」
「……………」
「…まあそれは冗談半分にしておきますけれど…。貴女があまりにも愛らしいのでつい口説いてみたかったのです」
小夜はよろりと一歩後ずさった。
「クリーニング代の代わりに…名前を教えて下さい」
「嫌です…」
取りつく島の無い小夜の即答に、男はとうとう口元を押さえて笑い出した。
「凄いな…貴女の彼は。余程お好きなのですね、彼の事が。しかし、本当は少し悩んでいるのではありませんか?」
相手にする事無く、注文を受けて奥に戻ろうとする小夜の背中に、尚も男が声をかける。
「…僕の名前はソロモンです。…覚えておいて下さい。今日は冗談にしておきますけど…もし偶然二度目にお会いすることがあれば…僕は本気になりますよ」
どこか、冗談めかして笑いながらも、その瞳の色は真っ直ぐで、どこか小夜の方が後ろめたくなってしまいそうだ。女の子をからかう軽い冗談のようにも聞こえるけれど、まさか、本気だろうか?

どちらにしろ、小夜にはハジがいる。

こんな軽口を本気に受け止める方がどうかしている。
小夜は困った様に再び背中を向けた。狭い店内、接客アルバイトは自分だけ…もう一度この席にコーヒーを運ばなければならないのかと思うと、やや気が重い。
「…………………」
小夜が無言のまま背を向けると、ソロモンは気にしたそぶりも見せずに尚も小夜に迫った。
「…その時は、名前くらい教えて下さいね…約束ですよ」
「嫌です!」
「あはは…これは鉄壁だ…」
小夜は背中を向けて、小さく舌を出した。
喫茶店のアルバイトと軽いお客さん。
それ以上の事など、考えつきもしない。

まさか、この男がこの先の自分に大きくかかわる存在になるとは…当然その時の小夜には思い当たる筈も無かったのだ。
 
                               ≪了≫

20090908
『七月の狼』…やっとこさラストに辿り着きました。しかしもう9月ですね〜(遠い目…)

…狼と言いつつ、小夜たんに甘いハジ…。

七月の仔うさぎを書き終えた時点では、ハジと小夜はまだHしない予定だったんですよね。
でもあの流れで、家帰って何もないなんて…「ハジ…枯れ過ぎ…」と思い、
幻の番外編と言う事で「狼〜」を書き始めました。
ただ、一応まだ引っ張りたかったので、結局最後まで出来ない…(爆)というのは、私の中では最初から決まっていたのですが、ただどういう風に、持っていくかという事では凄く悩みました。
例えば、途中で仕事の電話がかかってきて〜とか、小夜たんがあんまり痛がるから止める…とか。
でもさ、もし途中で仕事の電話がかかってきても、ハジは止めないと思うんですよね。
…携帯も切るし、固定電話にかかってきたら、きっと電話線抜いちゃう…。
それも良いな…しかしそれでは、寸止めにならず…。
小夜たんが痛がって…止めるってのもかなり考えたんですけど、それって下手するとハジが凄く下手くそみたいになりませんか?と…あはははは。それは嫌だ。
で、結局仕方なくこうなりました。
そういう悩みが反映されてか、ハジの挙動が不審だったのでは…と思います。
引き返すきっかけを探りつつ…(笑)
他にも色々ここには書けないような事を考えつつ…。私がすごくエロイみたいじゃん…。
最後にソロモンが出てきたのは、予定通りです。
本当は「仔うさぎの溜息」のラストで出そうと思っていたソロさん。
やっと出番です。
しかし、私の書くソロモンはなんか怪しい人だな〜。
それに思った以上に小夜たんの態度は冷たかったな。凄く警戒してる。
しかし、小夜たんの心が揺れるくらい、ソロモンの見せ場も本当は欲しいと思っていて…。
それはまだ全然考えてないんだけど。
なんとか書けたら良いなあ〜。

さて、次は短いの(これも仔うさぎ)を挟んで、社員旅行のお話にと進みたいと思います。
やっと真面目に取り組めるよぅ!!

それでは、長々とここまで読んで下さいました皆様に深い感謝を!!
どうもありがとうございました!!